断食 ロシア
2016/11/22
世界ふしぎ発見!を発端に、「信じられない!」「すご過ぎる!」と驚きを巻き起こしたロシアの絶食療法についてまとめました。
断食 ロシア
ロシアでも断食でダイエットしたり、体調不良を改善したりと言った絶食療法が行われる施設があります。
バイカル湖付近、ロシアでもモンゴルに近いあたりのゴリャチンスク病院が、ロシア版断食道場に当たり、世界ふしぎ発見!で紹介されました。
そこでは患者さんの状態に合わせて最長40日間もの本断食が医師の管理のもと行われ、
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@一日2リットル近い蒸留水を摂る
@サウナ
@ヨガ
@ウォーキング
@マッサージ
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などを取り入れてダイエットするようです。
こちらの病院の断食は、絶食期間などの程度の差こそあれ、日本の断食道場とほぼ変わらない印象を受けました。
また、このゴリャチンスク病院が、国はロシアとはいえモンゴルに近く、アジア系民族である親近感から「ほぼ変わらない」という印象に繋がるのかも知れません。
ロシア式断食のメカニズム
この、ロシア式断食のメカニズムは低糖質ダイエットでも良く知られる「ケトン体」がキーポイントになってきます。
絶食すると、体のエネルギー源であるブドウ糖が体内からなくなります。
すると、次第に不足したブドウ糖を補うように、体内では脂肪がケトン体に変換されるようになります。
そして、このケトン体がブドウ糖に変わるエネルギー源として使われるというメカニズムで脂肪が減少していきます。
ですので、
ブドウ糖がなくなり、ケトン体に切り替わる丁度、絶食4日目が最もキツく、ここで挫折する人も多いとか。しかし、これを乗り切ることができれば随分ラクになるそうです。
余談ではありますが、
このロシア式断食は2013年10月に世界ふしぎ発見で取り上げられましたが、更にその後の2015年1月放送の世界ふしぎ発見にて、ココナツオイルの摂取によって、ケトン体が作られやすい体質になることが報告されていました。