断食明けの食事
断食明けの食事は、回復食、または復食、補食ともいいます。
断食で重要なのは、食べないことそのものよりも、この、断食明けの食事。
食事を食べなかった日数だけかけて、ゆっくりと食事量を普通の状態に戻していきます。
断食の飢餓感と断食明けの開放感から、回復食を取らずにイキナリ以前の食事に戻すと内臓に負担がかかったり、飢えていた身体が多くを吸収しようとしてリバウンドしたりしてしまうことがあります。
回復食で失敗してしまうと、頑張った断食が水の泡になってしまいますので注意が必要です。
断食後の食事のすすめかた
空っぽになった胃腸がビックリしないように、
おおむね3~4段階にわけて通常食に戻していく流れになります。
もし、お子さんのある方なら、赤ちゃんの離乳食のように・・・という表現が
ピンと来るかも知れません。
1段階目:飲むだけ。ご飯粒の姿が見えないくらいのおかゆ(おもゆ)
2段階目:舌触りはあるが、噛まなくても飲み込める程度(豆腐)
3段階目:歯茎だけでつぶせる程度の硬さ(バナナ)
4段階目:普通に食べられる程度
このような硬さの変化が復食として普通のようです。
糖質は主におかゆで採るのが主流のようですが、必ずと言っていいほど、梅干との併用が推奨されています。
また、食物繊維やたんぱく質は胃腸に負担をかけやすいので、どの断食道場でも復食初回は採らないようですよ。
このように1~3の段階を経て、4段階目の普通食になったからと言って、すっかり断食以前の食事に戻してしまうと、また、身体をリセットする必要が出てきます。
断食明けは、殆どの人が最初のおもゆでさえ「食のありがたみ」がわかるとの感想を持ちますので、その気持ちを忘れずに、暴飲暴食、過度の油やスイーツを控えるといった心構えですと、断食が成功するようです。
自宅断食で、一番つまずきやすい回復食。
断食よりも、1食、2食の置き換えファスティングを行うのが安心かもしれません。
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